| お位牌の起源 |
| 起源については諸説あるようです。 ひとつの説として、儒教の国中国では、かって、 |
| 死者の霊の依り所として姓名を札板に記すという習俗があったようです。 |
| それが日本に伝わりました。 |
| また仏教で用いられるトーバの形とにせて、今日の位牌の形になった。 |
という説など諸説あるとされます。
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| 位牌の書き方 |
| 位牌の書き方に、決まりはありませんが、 |
| 一般には表面に戒名、裏面に俗名、没年月日、享年を記入します。 |
| 表面に没年月日を記入することもよくあります。 |
しかし、菩提寺の住職に戒名をいただき、白木のお位牌に書き入れた位牌は
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| そのスタイルを尊重して作らせてもらっています。 |
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| 繰出し位牌 |
| 繰出し位牌には白木の札板が6〜10枚と黒札が1枚収納されており、 |
| 三十三回忌を終えた古いお位牌をひとつにまとめる為に使用されます。 |
| 四十九日法要をもって直接繰出し位牌に書き移す場合もあります。 |
| 黒札には、書式に特に決まりはありませんが、 |
| 『○○家先祖代々之霊位』のような文字が書かれます。 |
| 繰出し位牌に関しましては、ご住職に墨書きをお願いして下さい。 |
| 自書される方もいらっしゃいますが、要領が悪いと滲みが出ます。 |
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